無責任雑記

クソメガネの備忘録

吉原体験記 〜無限勃起編・破〜

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───さあ、お迎えの時間だ。

 

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§2.いざ吉原

事の発端は「バイアグラ落ちてて拾ったんだけど飲んでみない?」という悪魔の囁きでした。

そもそも勃起不全の治療薬を絶倫クソメガネが飲む必要があるのかは甚だ疑問ですが、未知の世界の扉を片っ端から叩きまくる事が趣味な私にとっては抗いがたき提案ッ…!

 

薬効の関係上、成果の検証にはやはり性行為が外せないという事でやむ無く風俗行きがこの時点で決定。仕方ないね。

ただその辺のピンサロやデリヘルは一通り経験させられてきた身として、折角クスリをキメてイクからにはいつもの流れじゃつまらんだろうと。

(ここ誇らしげに書いたけど結構惨めな気持ちになってるよ)

 

どの山に挑むのかという話になり、それなら前回の記事でお分かり頂けた通り、風俗界の頂点に君臨する吉原を制覇するしかねえ!!!

時は元旦、姫始めにはこれ以上ない晴れ舞台でしょう。

入念な品定めの結果、香里菜さん(T164、B90-F、W59、H88)を指名。

 

精をつける為に夕食は焼肉をチョイス、新年早々集まった物好きな暇人共に背中を押される中青色の錠剤をヤケ酒で流し込み戦闘準備は万端。

店を出て少しばかり歩くとここで異変に気付きました。

 

「あれ…勃起とまんねえ…」

 

確かに少々気持ちが昂っていたのは否定出来ませんが、公衆の面前でいきなり無差別にチンチンおっ立てる程まだ狂ってはいないはず。

しかして我が魔槍グングニルは前述の通り既に臨戦態勢、ズボンの摩擦というわずかな刺激にも反応してしまう暴れん坊将軍と化していました。

入店前に職質・連行とかいう企画倒れどころか人生バッドエンドルートを回避する為、指定の待ち合わせ場所まで前屈みで向かう様はさながら発情期の猿。

 

早る動悸を抑え、ほうほうの体で辿り着き程なくしてお迎えの真っ赤な車が到着しました。

通常の風俗であればもちろん送迎などありませんが、そこは吉原。

国賓もかくやという扱いで車内へと導かれてゆきます。

 

しかしわざわざ人通りの多い駅前を待ち合わせ場所に指定してくる辺りここからもう羞恥プレイおっぱじめてんのか?こいつらと思わず疑ってしまいました。

 

§3.対面、そして

 

店に向かう途中で同乗者が乗り込んできてクッソ気まずい空気をチンチンおっ立てながら誤魔化しつつ、無事到着。

恐らく老舗なのでしょう、店構えは歴戦の風格を感じさせる佇まい。

 

待合室へと案内され、死地へと赴かんとする表情の兵士達がひしめき合う中、異様な熱気を肌で感じながら時を待つ。

いや戦場だわここ全員面構えがちげえ。

 

天井のシミを数えながら心を落ち着けること十数分、ついに店員から声をかけられ奥へと歩みを進める猿。

事前情報から察するにある程度肉付きの良さは懸念しておりましたが、数多の地雷を踏み抜いてきた性獣にとっては些末な事であり、まさか吉原まで来て大魔法・パネルマジックを食らうことは無いだろうと期待を抱いていざ嬢と対面の瞬間

 

 

あれ、君写真と顔違くない?

 

 

〜つづく〜

吉原体験記 〜無限勃起編・Q〜 - 無責任雑記