ダイヤルQ2で親を泣かせた話 前編
TwitterでダイヤルQ2の話題が出たので、それにまつわる小学生時代の忘れがたい思い出をつらつらと書いていきたいと思います。
§1.前文
昨今のネット世代には聞き馴染みのない単語でしょうが、端的に言うと有料でエッチなお姉さんと電話でお話出来るシステムです。
「え、たったそれだけで金払う奴いるの?」と思う方が大半でしょう。
しかし当時は今より未成年が性的コンテンツに触れるハードルが比較的高く、入手ルート・情報媒体も限られていた為、"たったそれだけで"非日常に飢えたマセたクソガキエロメガネザルにとっては抗い難い魅力があったのです…。
§2.決意
前項で入手ルートに触れましたが、経験則から3パターンに大別します。
⑴ フィールドワーク
⑵ 兄・父親等の近親者経由
⑶ 年確の無い/若しくは緩い小売店での購入
今回のケースは⑴に依るものです。
フィールドワーク、つまり口コミと第六感を頼りに、所有者の手を離れその役目を終えた精の亡骸達を拾い集め新たな生を授ける性の輪廻転生です。
(便宜上、以下エロ本漁りと呼称します)
幸い実家の横には丁度良いドブ川が流れており、エロ本漁りにはうってつけの環境でした。
特に地元の子供達の間で"橋の下"と言えば誰もが認知しているようなホットスポットが徒歩数十秒に位置していたアクセスの良さも相まって、日夜血眼でエロ本漁りに勤しんだものです。
主題のダイヤルQ2は大抵エロ本の巻末に広告として書かれており、恥ずかしながら家まで持ち帰る度胸もリスクを背負う覚悟も持ち合わせていませんでした。
そこで小学生3年生の僕は電話番号をメモする為、新品のジャポニカ学習帳とお気に入りのロケット鉛筆を握り締め決意新たに炎天下の中日課のエロ本漁りへ向かいました。
-続く-